サバイバルスキルと道具、自分で考える力

長いので時間のあるときにでも。^^

 

 

ここ数年思いあぐねている事があった。

ルーの日本語教育について

この間の英語学習法のところでも書いたが、
結局のところ、語学とは人とコミュニケーションをはかる上での
1つの道具なのである。

その道具をどういう風に使いこなすか、というのは、
(当たり前だと思って、意識して見ている人は少ないだろうが)、
自分の基礎的な身体の動かし方を知っている人が、その道具を
うまく使えて、その道具の魅力を最大限に引き出せるのだと思っている。

子供でも幼い内は【ひねる】や【つまむ】といった動作の
手力が足りていなかったりすることがあって、はさみが持てない、や
書くのが遅い等の個性に繋がってきたりする。

そしてその動作に慣らすため、実際に体験として、
手の使い方を練習させる必要性がある。

 

 

それを語学、にも当てはめてみてほしい。
実際に使った事のない、見たこともない、
体験したことのない道具は使えないし、
その道具を使う練習をしなければいけない。

その道具を上手く使う人の元、実際に手取り足取り、
見せてもらってコツを教えてもらったりする。たまにこんな使い方も
できるんだよ、と二通りの使い方を教えてもらったりすると、嬉しくなる。

そして、自分の元々の能力を自分でうまく把握できていない人には
使うのが難しい道具、それがすなわち語学ではないかな、と思う。
目的のない道具って存在しないのと同じ。

結局のところ、その道具体験をどれだけしたかによって、
使える道具の数が増えてくる=マイスターですね。になるんだと思う。

とんかちあります。= 英語できます。

えぇ、、はい。・・・んで、それで???になっちゃうでしょ。

(【目的】このおもしろい釘を研究したいので)、とんかちを買いました。
= (この目的の研究の為に)英語を習いました。

が前提にならないと。
アホみたいに英語話そう!フィリピン留学!とかの
広告を見ると、それだけで若者混乱させたんなやーーと思ってしまう。

留学センターとかがそういう明確なゴール設定等も
手伝ってあげていることを望む。

海外での日本語教育の目的とは?

こんな事を書くと世界中に住んでいる日本人の人を敵に回すのかもしれないが、
一人の意見として、思うことを書こうと思う。

日本語教育という名のレールが、産まれた時からそこに
敷かれているかのように、半分ぐらいの日本人がそうするし、
頻繁にわいも「どうするの?」と聞かれるトピックで、
イマイチうまく答えることができなかった。

海外に住んでいる日本人=土曜校に子供を通わせて日本語を勉強させる。
2017年現在、わいがざくっと理解している範囲で話すと、
もし間違っていたら、知っている方、訂正お願いします。

オーストラリアで大学に進むためには、受験というものはなく、
高校2年と3年の二年間の成績の点数、
ATAR (Australian Tertiary Admission Rank)、エイターと呼ばれる
この総合得点によって、行ける学科が決まる。

もちろん、医学や薬学、建築やエンジニアリング等、
難しい学部を目指す場合は、エイターの点数が90以上等、
高い得点がないと入れない。

韓国や中国、日本のように、センターの日、当日、
お腹を壊してテストが全部パー。ということがないのは、
オーストラリアのこのシステムは本当に良いと思う。

家庭環境の流動性や多様性が日本より激しいオーストラリアで、
思春期ばりばりの時代に、家庭問題の渦に巻き込まれ、
1年目は全然あかんかったけど、2年目で思い直して頑張った。ということは
よく聞くことである。逆もしかり。そういうチャンス制度があるのは、
長いスパンで結果を出せるのは子供にとっても、日本ほどプレッシャーは
ないのかな、と8年ほど公立高校の事務職で見ていてそう思った。

そして高校生辺りになると理数系、文系なのか選択をするのだが、
他にもプラスアルファで自分の興味のある分野の
選択授業を選べたりするようだ。

その分岐後の文系と理数系のカリキュラムによる
ATARの点数の公平さを持たせるために、
第二言語をVCEで選択すると、得点が高いとされる数学や、
化学等に匹敵する点数が第二言語に振り当てられている、というのだ。

よって、理数を選んでも文系を選んでもその選んだ道で頑張れば、
どちらでも高い点数が見込める仕組みとなっている。

だから、教育に熱心な親達(アジア人は大体よね。)は必死に
すでに日本語環境の背景がある家庭はその高校教育の将来を見越して、
子供達の点数にプラスになるように、日本語教育を受けさせている。

これを聞いた時は目からウロコだった。幼稚園世代(4歳)から
18歳までの将来を考えているのかーーーーーーーー!!!と。

ある程度のヘッドスタートはしているのだから、そのまま、
それを生かして優位になるように、促してやるのが良い。というのが、
大体の日本人親の行動だ。

うむ。おけー?

これから20年後には適合するのか?

子どもにとって、机上でする勉強は、
アカデミックな仕上がりで良いのかもしれない。

20年前まではそれでよかったのかもしれない。

いい大学に入って、いい会社に入って、そういうのがよし、
とされた時代、わいらが育った昭和な時代とは一味違う。
バブルを味わった日本の政治家達はもう本当引退してほしい。
もういい加減、これだから若い奴らは、っていう見方も辞めて、
次世代に日本の席を譲った方がいいと思う。

じーこじーこ黒電話をかけていた、カセットの頭出しをして聞いていた、
ピーーーーゴロゴロゴロゴロゴロゴロオオーーーガーーーーーーーーと
電話に繋げてパソコンしていた、親が出たから電話切ってしまった!キャ!
そんな生っちょろいアナログな時代ではない。

時代は変わった。

ルーの世代は産まれた時から、iPadがあり、携帯があり、ポチッとすれば
ネットで買ったものが家に届く時代だ。

これから、行く行くはコンピューターが人間を工員として雇う時代、だとも
言われている。コンピューターが起こす戦争もあるかも、とホーキンス博士は予測している。
ポンズさんSF映画見すぎちゃいますのん?と言われそうだが、
今迄そんな風に見ていたSF物の物って、今じゃ単純に普通になってるよ、でも?!

そんな時代に、多分今後20年後には語学系は習得しなくても、できなくても
AIが発展して、ボタン1つ押しておけば話したことが、小さいメカ1つで
音声同時自動通訳になっている時代だと思う。

自分達が良かれ。と思って子供にしていることでも、述べたように時代は変わった。
自分が小さい頃にしていた事が、そっくりそのまま子供達が受け継げなくなってきている場面もある。
鎖国時代に住んでいるわけでもないので、ある程度のテクノロジーに関しての
リテラシー等は両親も大体、こんなでしょ。ぐらいの把握をする義務があると思う。
じゃないと、全くちんぷんかんぷんで的はずれな事をしている/考えている時とかも
将来的に出てくると思うし。

全てテクノにしろ。というわけではなく、その辺のアナログとの
バランスを見極めるのも親の腕次第になってくる。
うちはスーはテクノ系、わいはアナログ系、な仕事をしているので、
ナウ!な情報が入ってきて、その辺はバランスが取りやすくて良いのかも。

 

語学習得を1つのゴールとして見る時代の終焉。

 

語学習得より、このご時世、サバイバルスキルの方が重要ではないか。
生きろ。もののけ姫ではないけど、笑 そんな時代が来る気がする。

どこの国にいても持っているアイデアを形やビジュアル化させたり、
そのアイデアを誰かに伝える事のできるプレゼンテーション能力や、
自己表現能力、周りと助け合いながら、自立して目標を持って生きていける、
ということの方がルーに持って欲しい能力かな、とわいは思い始めてきた。

子供がブログを書く時代も来るのでは。と思っている。(ってもうあるだろうね、きっと。)
文章構成能力という意味では、ブログはとてもいい道具だ。
親子ブロガーデビューなんかもしてみたい。笑

テクノロジーの発展で、AIができないアイデアを考えついたり、
イノベイティブに柔軟に考えられる。テクノロジーを道具に、色んな事が
できる時代になった。ちゃんと自分で考える人になって欲しいから、
日本語教育は年に最低一度の里帰りで、じじばばや従姉妹との絡みや、
文化やルーが個人で感じるところから、体験してほしいな、と思う。

幼稚園、小学校にも入れようとは思っている。それが上で書いていた
人と共有できる道具としての言語を、体験する勉強の場だと思うから。
実生活上での言語ほど最短距離で頭に入ってくる。
ヒューマンセンターデザインとか超興味あるし

その上で、ルーが日本語をもっとやりたい!と言えば、
なぜやりたいのか、と目的をプレゼンしてもらうところから始まって、
自分達が納得したら、日本語土曜校なり、何なり、
それを手伝う努力はもちろんするつもりだ。

禁煙もダイエットも運動も、何事も自分がやりたい!と発起せねば、
続かない。やれ。と言われてやることほど、時間の無駄なものはない。

他にも何か希望があれば、プレゼンしてみて。
ということにしようと思っている。笑 おこづかいの事とかさ。笑
交渉スキルにも繋がるんじゃね?w

自分で考える力、なんでそう思うのか、それについては
どう考えてるの?という力をつけるために、キャンプに行った時の車中や、
家族で出掛けた時等に一緒に話せたりしたらいいなーと思う。
他に音楽や、アート、チームスポーツ、演劇見たりとか
【感じる】事の方を伸ばしてやりたいかも。

それがうちの日本語教育かな、と思い始めてきた。
正直、それでも土曜校について聞かれるとグラグラ揺れるんだけどね、未だに。笑

と、思っていたところ、メルボルン図書館で借りた本で、
同じ風に考えていた人がいた!ととてもうれしくなった。

これからの世界をつくる仲間たちへ [ 落合陽一 ]

チャプターを進めていく内に、
「このおっさんすげーーなーーー!!!!!」とメルボルンセントラルの駅で
叫びそうになったぐらい、自分のこの思っていた事とピターッときた。
アドラーの教えと同じく、本棚リスト決定本

叫びそうになって、誰やねんーーーこのおっさんーーーー!!と思って
ぴらっと巻頭の折り返しを見てみたら、なんとわいより10歳も若い方で、
失礼しましたーーーーーーー教授〜〜〜!面白そうな人で、
この人の本、もう少し読んでみたいし、講演とかあったら行ってみたい!

WIKI&ググってみたら、もっと驚き。とてもおしゃれで素敵な方♡

落合陽一(WIKIPEDIA)

アナログとデジタルなコンビネーションといえば、わいの今の大好物。
OLD&NEWのそのギャップにクラクラする。笑
サカナクションにハマってしまった所以もそのあたりにある。笑

アドラー心理学入門 よりよい人間関係のために (ベスト新書) [ 岸見一郎 ]

価格:699円
(2017/7/31 14:14時点)
感想(30件)

と、いうわけでルーが4歳半の時点で、日本語教育についての指針や
うちの考え方はこんな感じ。と落ち着いたっぽい。

ここまで読んでくれた方、ありがとう。4800字以上書きました。
3時間ほどかかりました。でも書いてすっきり。

ほれみろ。言わんことか。と言われる日がいつか来るのかもしれないけど、
そうなったらなったで、また解決案を考えることにする。

本当、何で自分は一般的な日本人的な考え方とよく食い違ってしまうのか、
何でそのままレールに乗れない?と、時たま疑問になったりもするんだけど、
もうここまできたらしょうがないよね。どういう子供時代を過ごして、
こうなったのか、最近気になるわ。笑

でもこれがきっと自分だから、それを信じて前へ進むしかないよね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.