雛鳥との夏の思い出

それはとても暑い日でした。

いつものように夕方に植木に水をやっていた時に、何やらこぶみかんの鉢の中でバタバタ蠢く黒い物体を発見しました。

よーーく目を凝らしてみてみると、それはまばらに羽の生えた雛鳥でした。鉢の中に落ちて、はてさて。といったところに、水をゴボゴボ入れたので、たまったものではなかったでしょう。申し訳なく思って以前拾ってあった鳥の巣の上に載せて家の中にいれました。

ルーは大喜びで甲斐甲斐しく世話をしようとします。きっと水で冷えてしまったので、少し震えているようにも見えたので、優しく拭いてやり、とりあえず保温!と思って手のひらの中でしばらく交代で温めました。

しばらくして湯たんぽを用意し、寒くないように保温しつつ、ご飯を食べるかなーと思ってウィートビックスと豆乳をぐるぐる混ぜたものを与えます。小さじ一杯分ほどは食べました。数度ピーピーと鳴きながら口を大きく開けて、餌をせがんでくれたので、一安心。

…一安心したところで、はてさてどうしよう。うちには柚子(黒猫)がいるし共生は無理だなーと考えていたところ、「お母さん、名前はジャン!」とルーがそう名付けたので、急遽名前決定。w

「ジャンこれからどうしよっか。」「キープしたい!」と満面の笑顔で話して来ます。こちらもどうして良いのか謎だったのでFacebookで対処法を聞いてみると、けだまちゃんがワイルドライフビクトリアという組織を教えてくれて、野鳥を保護した際の心得的なものまで丁寧にリンクしてくれました。

こういう時は役立つフェイスブック!

それを読んでみると、

1番良いのは親鳥の元の巣に戻してやる事

やっぱりか。。。と思っているところに珍しくスーが早く帰って来たので、状況を説明するとハシゴで、こぶみかんの鉢の横にある木に登ってくれました。

軌跡を辿ってみてみると、巣を発見!!!!よしっ!

間口を見てみると、ルーが泣きそうな顔をして静かにじっとこちらを見て「ジャンどこ行くの?」と目にいっぱい涙を溜めています。それを見てわいまで泣きそうになる泣き虫おかん。(・・;)

そこをぐっとこらえて、

「ルーもお母さんと離れたらさみしいやろ?それと一緒で、動物はみんな親鳥と一緒におるんがええんやで。それが1番や。」と話すとひと泣きしましたが、納得はしたようで無言でテケテケと家の中に入っていきました。

そして無事に雛鳥は巣へ返せました。

ルーが戻ってきたと思ったら一枚の絵を持っていました。「ジャン書いたの。」

くぉーーーーーーーーーーーーっ。

また泣きそうになるのをぐっとこらえて、(わいかぃ!!) 中央の女子ちゃんと泣いてるやんーーーーと絵は本当に心情を表すのだな、と。

ちょっとわいもべそをかきながら、「上手にジャン描けたな。きっといつかお空から会いにきてくれるで!」と励ましました。

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