
ニャウンウーの空港に着いた時に遠藤憲一さんに似た、
タクシードライバーの人が、もし明日遺跡行くなら俺やるよ?
もしよかったら電話して。ともらっていた名刺が見当たらなくて、
結局泊まったゼフリティホテルでタクシーを呼んでもらうことにしました。
➡ バガンでレストラン筋にも近くて、スタッフもサービス満点な
Zfreeti(ゼフリーティ) Hotelを予約する (Booking.com)
ホテル経由でタクシーを呼んでもらうと、カンボジアでもそうだったんだけど、
タクシーの運転手とツアーガイドは別物です!
オーストラリア/日本的な予想だとガイドが車を運転して説明も、っていうイメージだけど、
アジア諸国は運転手として、色々な場所へ連れてはいけますが、
遺跡群の事の説明は(第二言語では)無理ですよ。な方が多分ほとんど。
中には例外の人もいるんでしょうが、その辺が今回ちょっと失敗しました。

せっかく来たし色々文化や、遺跡について知りたいこと多いのに、
簡単な会話もままならない感じのタクシードライバーの方でした。
なので、しっかりとした説明等を受けたい場合は多分別件で
ツアーガイドを予約した方がいいんでしょうね。
その辺、すっかり頭から抜け落ちてました!!
逆にそれなら遠憲さん似の方がまだまともな英語を話していたので、
あー名刺をなくしたのが残念でした。とほほ。
なので、空港からホテルに行くまでにある程度のコミニュケーションが
取れるようなドライバーなのであれば、そのまま明日も頼める?と
予約する方がいいと思います。

とは言いつつ、やっぱりバガンの遺跡群凄かったです。
ホテルに置いてあったあのバガンの雑誌を読んでいると、
アンコールワット等と比べて、全く一貫性のないバガンの遺跡群。
色んな種類の仏塔やスタイルが寺院によってあるんで、
不思議に思ってました。
なんでこんな各自のスタイルになったか、というと、
当時の王族、豪族や貴族、お金持ちの商人等がこぞって、
自分の権力を象徴するために建てたのが寺院/パゴダであったので、
その時代の流行等が反映されたりしたようです。
実際に今でも改築や増築、補修がされたりして、
まさに今も息づいている遺跡群!
とても面白いなーと思いました。
遺跡なのに、現在進行系。
今でも現地の人達からは寺院の修復作業=徳を積むと思われているので、
自腹でお金を払う人達も多いのだそうですが、それが残念なことに、
現代等で使われている資材等を利用して改築したりしたので、
世界遺産への登録は失敗に終わったそうです。
ミャンマー政府は1997年にバガンをユネスコの世界遺産に推薦したが失敗に終わった(1996年に暫定リスト掲載、「Bagan」)。
これは、国家平和発展評議会 (SPDC) が、近代的な建材を使用して修復したため(真正性の奈良文書[2]による文化資材の真正性および復元に際して極力現地に残された原材料を用いることを推奨するヴェネツィア憲章におけるアナスタイローシスの欠如)と、さらに軍事政権がゴルフコースや南西のMinnanthu近郊には高さ61mの展望台を建てたためと言われている[3]。
その後、政権が民主化され、日本を含む海外からの整備支援を積極的に受け入れるようになり状況は改善されたが、ミャンマー地震 (2016年8月)によりパゴダの損壊が発生。これを適切な処置で修復したことから(現在も継続中)、2017年に改めて推薦を行い、2019年の登録を目指すこととなった[4]。2018年9月にはユネスコの諮問機関国際記念物遺跡会議(ICOMOS)による現地調査が行われている[5][6]。
今回行った時は地震の影響で修復作業がされているパゴダが多くて、
メインの仏塔をフルで見られるところが少なかったりして、ちょっと残念でした。
結局行けた/ちょっと外観のみ見たのは、
ブーパヤー
マハーボディパヤー
アーナンダ寺院
タビィニュ寺院
ダマヤンジー寺院(これが一番好きだったかも)
スラマニ寺院
ティーローミンロー寺院
ゴドーパリィン寺院
シュエサンドーパヤー
シュエジゴンパヤー
でした。
パート1でも書いたように、日中はすっごい熱くて、
タクシーの車内もクーラーがほぼ後部座席では効かなくて、
最後、ニャンラパット・ボンドの丘で夕日を見た時は
熱中症のような症状なのか、頭痛がひどくなってきました。
それほど暑かったので、最後の方は、もうどれも一緒に見えてきたぁぁぁあぁーーー状態で、
どうでもよくなってしまいました。(´;ω;`)残念!
あえて、ハイライトをあげるとすれば、
心霊スポットだと言うダマヤンジーでは、着いて早々ルーが寝てしまい、
抱っこして木陰で涼んでいました。
すると、近所の村出身の画家志望の男子がバガン特産の砂絵を持ってやってきて、
英語が話せたので、砂絵を買う、買わない等のやり取りをした後、ルーが起きたので、
寺院をガイドしてくれることになって(頼んでもいないのに)、
ちょっとした説明が仏像ごとに聞けたりして、あーやっぱガイドいいなーと
思った次第です。
で、あまりにもうまくガイドをしてくれたものだから、
結局、砂絵と日傘(ルーがねだった)を買う羽目になったんですが、
まーそれも20ドルぐらいだったので、しゃーないね。
じゃないと、離してくれないし。(;・∀・)

ホテルに戻ってから、翌日は大丈夫だろうか、と若干心配になりましたが、
100と呼ばれるスポーツ飲料を飲んで、早めに寝たら次の日には
普通になってました。
次の日はルーにいいかな、と思っていた馬車で半日ツアー。
最初、馬車のおじさんがふっかけてきて、ホテルのフロントのお姉さんに
相場いくらぐらい?と聞いたら、その値段で交渉をしてくれて、
そのおっちゃんもあっさりそれで承諾。
なんやねん。言うてくるなや、ほんなら。
と、若干最初の印象は悪かったものの、
それはもう東南アジアでは鼻くそほじるぐらい、普通なことですしね、
さっと水に流してニコニコしていたら、おっちゃんも
ノッてきて、ニコニコ、ルーに愛想よく面倒を見てくれたりしました。w
泊まっていたゼフリティーホテル近くから暑さを耐えられたら
歩いてでも行ける距離であったであろう、
シュエジゴンパゴダ。
これがねーここで、
おぃーーーーー!!!!な展開になりました。
馬車が着いた途端に、参道に通ずるお土産屋売り子のお姉さん達が
わらわらと出てきて、入り口はここよーここよー!と横から入れ的に勧めて来たわけです。
それで、ん???とは思いましたが、ほな、まー。と
サンダルを3人預けてとりあえず参拝しました。
シュエジゴンパゴダは本当立派なパゴダで、日本人観光客も
来てました。一緒に着いて説明聞きたかったけど、笑
ルーがいたので、断念・・・。(´;ω;`)

しかも前日もそうだったんですが、どこのお寺に行けども行けども、
こうしてローカルの人達から一緒に写真を撮っていいかーー?!?!と
聞かれまくって時間のロスが半端じゃなかったんですが、
このシュエジゴンでも何回も写真をお願いされて、ある意味、自分達も
ローカルの人達とルー。みたいなシリーズの写真集が出来上がりそうな勢いでした。(;・∀・)
ま、それだけハーフ/ミックスの子という存在が珍しいんでしょうなー。。。

1000チャット(100円)で金粉貼れるよ。というので、
身体の痛いところ、治したいところに貼りなさい。と売り子のお姉さん。
ルーが「肩の痛いお父さん、はよ治りますようにー。」と張ってました。
優しいのぉ。。。
何やらそしたらその近くにめっちゃ人だかりが出来ていて、
何々????と思って人だかりを見ていたら、同じお姉さんが、
この人達を押しのけて、笑 おいで。と
むんずと手を掴んでくれて、見せてくれたのがこれ。

ちょっとした水の入ったくぼみに映る、神々しいパゴダ!
ほぉーーこれは凄いね!!!と写真パチリ。
なんか売り子でもいい人が多いのぉー。とほのぼのしてました。
そしたら最後の最後で、悪夢が待っていた・・・。
そして、お参りも全部終わって、さーサンダル取りに行こうかーと思ったら、
先に行ってたスーが「そ・・・それが、、、サンダルが彼女らの店の前に行ってるんや。」とな。
なぬーーー!!!
で、しつこーーーーーーーーーーーーーーーーーーく、
セールストークをされて、それこそまた15ドルぐらいだして、
土産物屋のネックレスとブレスレットを買う羽目になりました。
スーは涅槃仏の置物を6ドルで。w
ネックレスとかその類はいらーんーーーっちゅーねんん!!!!!と思いつつ、
ルーは満更でもなかったので、まーほな、買います。という羽目に。
ちなみに2週間後に赤ちゃんが生まれる。という大きなお腹を抱えた
お姉さんだったし、祝いじゃ、祝い!!!!!と思って、
割り切ることにしました。笑
これ、今回の旅で一番ボッタされた一件でした。ほんま。
やられた。
お土産買いたい人はいいんだろうけどね。
シュエジゴンパゴダに行くときは要注意です。
サンダルを置く正規の入り口は駐車場を上がったところにあるので、
間違わないよう。
ヤンゴンでの庶民バスの値段が一回10円とかの物価ですからね、
豪ドル20ドル(1600円ぐらい)とかだと多分、結構ないい額だと思います。
ま、出産祝い金です!!!!!!笑
そして、目指したのがニャウンウーの市場!

わーーーーローカル感溢れるーーーーーーーー。
しかも、造りがね、全部廃材や米の袋や竹や椰子の葉っぱとかを上手に利用して、
組み立ててる的な感じで、めちゃくちゃ興味深かったです。
別に鉄骨で作らなくてもいけるんやな、みたいな。
シングル沈没型一人旅だったら、多分一日売り子やらせてよ。と
一緒に手伝いを経験してたかな、ともっと長い時間いたかったぐらい。
意外にも乾物が結構充実していました。
ぐるーっと回って、もう、この時点ででもぼったくられてチャットもなかったので、
持ってたお金はUSドルのみ。ここの玉ねぎ通りを突っ切ったところに、
土産屋さん通りがあって、またわらわらーーーーと集まってこられました。(;・∀・)
いやいや、もうお金ないねん。USしかないねん。ATMこの辺にあるか知ってる?
というと、「今日は銀行ATM週末で休み。
でも私、変えてくれるおばさん知ってるから、連れていってあげる。」
と怪しい道をぐるぐるぐるぐるーーーっと歩いて、機嫌の悪そうなおばさんのところに
連れて行ってくれて、ちょっとレート悪かったけど、このチャンスを逃したら、
次はほぼない!と、割り切って両替してもらいました。
これで、馬車のおっちゃんにもお金払えるわ、みたいな。笑
ほっと一安心。で、結局またルーに買えー買えーーとロンジーを買いました。
(でも後にこれが良い結果に。笑)
もうちょっと買い物ええな、、、と買い物疲れ。

市場の後、ホテルに戻って近所を散策。
裏の筋にアイス屋さんを見つけたので入ってみました。
ルーは嬉しそうにアイスを食べ、デフォで2スクープ出てきた。(;・∀・)
わいは念願の東南アジアからペルシャ全域にかけて食べられているという
ファルーダを発見したので挑戦してみました。
すごいーパフェみたいなん出てきたー全部盛りっぽい!!!w
フレッシュなココナッツをわざわざ削ってくれて、タロイモアイス、
おぉーーこれがファールーダか。でもめっちゃ甘かったです。汗
ファールーダ 興味ある人はこちら見てみてね。→ ☆
わいらが入るまで扇風機は回ってなくて、わざわざ回してくれたのだけれど、
バガンはたばこを店内で吸える習慣があってローカルの若者達が吸っていたので、
食べてさっさと退散。
ちょっと旅行に行ったら、行く先々でファールーダ極めてみたくなりました。w

いいぞー!!!いいぞーーーーーー!!!と
スーと盛り上がった近所のレストランにあった看板。
ワイファイありません。
1995年に戻った気分で会話を楽しみましょう的な看板。w
確かに1995年なんて、携帯をまじまじと見ているカップルなんて、
いなかったもんね。w

ちょっと遅めに晩ごはんすることになり、フランス人経営らしい、
大御所のブラックバンブーに行ってみました。
ここも比較的ホテルから近くて、ご飯なかなか美味しいと
ロンリープラネットにも書いてありました。
だーーーーれもいなかったので、ちょっと心配だったけど、
ヤンゴンに戻る前だし、静かに庭を見ながら食べるのもいいか。と
入りました。

南国ならではのライム&パイナップルのジュース。
熱中症明けだったので、アルコールはやめておきました。
シロップは別付けでお願い。と言ったら、酸っぱいのなんの。
慌てて、シロップ入れましたがビタミンCは補給できたっぽい。w
南国で飲むフルーツジュースってなんでこんな美味しいんだろうね。

で、サラダ3種類とチキンのヒン(カレー)を頼みました。
なんとルーもここのカレーが食べられた!!!
ちょっと辛かったそうですが、なぜか食べてました。
ここはフランス人オーナーなので、観光客が何を求めているのか
結構分かっていたようで、ミャンマー特有のひよこ豆の豆腐を使ったサラダがありました!
黄色いやつがそう。食べて見たかったので、嬉しかったです。

付け合せに出てきたこのトッピングが美味しかったなー。
ふりかけのようにご飯にかけて食べられてめっちゃ合いました!
今回、バガンを選んで唯一、一個失敗したなーーーーと思ったのは、
バガンはそこまで有名な料理がないこと。熱帯地域だし、しゃーないのかも
しれませんね。(それか自分が知らなかっただけか)
しかもニャウンウーのレストラン筋で、
シャン州の料理を食べられるレストランがなかった。
まー当たり前っちゃー当たり前なんだけどね。(;・∀・)
ニューバガン周辺で泊まっていたら、また話は違ったのかもしれませんが。

次回は絶対マンダレーとインレー湖に行くぞ。と心に決めて、
バガンを後にしました。笑
帰りはマンダレー、ヘイホー経由したのでヤンゴンまで
2時間ぐらいかかりました。
機内サービスで出てきた飴ちゃん。
マンダレー、ヘイホー(インレー湖のあるとこ)間はこの飴ちゃんのみで
済まされます。笑 出てくるだけましか。w
それにしても、なんであそこまでルーが写真を撮られるのか、と
ミャンマーエアの雑誌を見てわかりました。こういう顔立ちが人気なんですね。
色の白い、目のぱっちりとした感じ、あー。なるほど。と納得しました。
ルーは平安系のわいの要素をほぼ含まないスーゆずりの顔立ちなので、笑
もてはやされたわけですね。
お国変わればですね。
今回は時間が限られていたので、飛行機でちゃっ!と飛びましたが、
電車移動だと半日ぐらいかかりますが、ヤンゴンからバガンに行けて(一日一本)、
しかも4000チャット(40ドル/3400円ぐらい)アッパークラスに座れて行けるというみたいなので、
ミャンマーは時間に余裕がある旅人向けかもしれません。(特上は4人用寝台の1万6500チャット)
でも激揺れ+数時間遅れることはザラらしいです。
でももっと時間の余裕があるならちょっとやってみたいです、電車旅。
ヤンゴン最終編に続きます。
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