家の前のお隣さんの前庭には大きな枇杷の木があって、
毎年たわわな実をつけています。

あえて肥料を与えるでもなく、何もしないでも、
実をつけるので、地に合ってるんでしょうなー。

一つの実を大きくするために実を取るとかは
一切やっていないので、日本の枇杷ほどは大きくなりません。

そのせいで逆に種の方が大きいぐらいの勢いなので、すっかり
食べなくなってしまいました。

子供の頃は枇杷大好物やったのに。
数年前にそうやって実を取って、「一つの木に8つしか実らさなかった。」と
教えてもらった貴重な枇杷をいただいたのですが、
それはやっぱり日本のと同じで爽やかで酸味が少しあって、
すごく美味しかった。

だからその美味しかった日本のような枇杷を
食べようと思ったら、それぐらい根気入れて、
実を落として、手入れせなあかんということなんでしょうね。

そんな枇杷の木をお持ちのお隣さんは今年、
枇杷のジャムを作ったので、どうぞー。と
おすそ分けしてくれました!

枇杷のジャムって日本ではあまり聞かないですが、
英国では枇杷=ジャムの勢いの果物らしいので、
所変わればなんだなーと思いつつ、いつか、
びわジャム食べてみたいなーとずーっと思っていたので、嬉しかった!

大体のアングロ系オーストラリア人に枇杷を出すと、
「ん?この果物何?」という会話から始まって、
「枇杷(ローカット)やでー。」というと、
「あーあのジャムとかにするやつかー。」と
返事が帰ってくるほど枇杷=ジャム(しつこい)の公式みたいです。

で、ジャジャーン! うぇーーーい!!

よーく中を見てみたら黒い粒粒が・・・。
「も、も・・しやこれはバニラビーンズ入り!?」
「そうそう、もうそろそろ使わなあかんなーってのがあってん!」とのこと。

バニラビーンズが入るだけで一気に贅沢物に見えてくるので、
不思議です。最近もっと昔より高騰してるしね、バニラビーンズ。

ちなみにこのびわジャムが入る前は、ナチョチーズが入ってた
わけなんでしょうが、ナチョチーズって何!?どんな味?
このドリトスのサルサは知ってるけど、ナチョチーズ味てどんなん?と
逆に元の味も気になってしまったという。笑
スーパーの棚、見に行きます!笑


photo: Jonathan Pielmayer

でも実はジャムを食べるのはうちではわいだけ。
一瓶だと持て余すだろうなーと思いました。

ルーもたまーに、いちごジャムかブルーベリーは食べますが、
こういう枇杷ジャムは食べないだろうなーと思ったし、
スーは一切見向きもしない。

一瓶だと持て余すだろうなーと思いました。次の瞬間、
そうだ!1人で食べるより、みんなで食べよう!と思って、
職場に持っていきました。

そしたらなんと食べてびっくり、超美味しくて、
あー持ってきたのちょっと後悔〜〜〜と思うぐらい、美味しかった。笑

同僚は「美味しすぎるので、彼女から一瓶買いたい!」という話になって、
そういやーまだ鍋一杯あるから言ってと言ってたなーと思い出して、
「みんなすんげー美味しくて感激してて、ジャムの女王というタイトルまで
受賞したよ!?買いたいって人もいた!」とお隣さんに伝えると

「了解!後でまた持っていく!」という話になりました。

あまりに美味しかったのか、みんな造り手のお隣さんに興味が湧いたのか、
「お隣さんは結婚してるのか?何歳なんだ?どうなんだ?ジャムはよく
作るのか?」「知らんがな!」とか根掘り葉掘り聞いてきてウケました。w

たかがジャム、されどジャム。w

恐るべしジャムの威力。

翌日にはなんと家にあるジャー4つ分持ってきてくれて、
「これいる人にどうぞ。」って。

じゃーお金を払うねーって渡そうとしたら、
「いいよー持っていってあげてー!」と言って、
お金を受け取ってくれませんでした。

「ほしいって言ってた人にあげて!お金はいらない」と言っていたと、
同僚に伝えると「じゃー今度苗でもなんか持ってくるわ。」と
物々交換に自然になったので、ギビング(与える)の力を再認識。

でもまーそれほどみんなが夢中になるマジックのような、
美味しい枇杷ジャムでした。

レモンも少し絞ったって言ってたけど、全体のマリアージュ(キモ)が
すごい!の一言。バニラの奥深さがすごいんですよ、何故か。
後味でバニラがわーーーって拡がる感じ?食べたことのない味で、
これは生食よりジャムの方が美味しいかもなーと思った次第です。

ジャムとかプリザーブは最近、少しおしゃれなお店とかにも
売ってて、見てたら$15とかしてたり、CWAとか、
ファーマーズマーケットなんかでも最近は高値で売られたりしているので、
ジャムを上手に作れる人はいいビジネスになるんじゃないでしょうか!?

 

 

2 件のコメント

  • なんておいしそうな。ジャムはめったに食べないんだけど、こういうのはスコーンと食べたらおいしそう。豪華手作りジャムビジネス、台湾でもよく見かけたよ。1000円近くで売ってたからお土産に買うくらいだったが。

    うちの近所にもたわわに実がなった枇杷の木があるんだけど、実が小さいから、きっとほぼ種なんだろうなあ。お隣さん、気前いいし、根気強いね。その薄い実をひたすらこそいで、ジャムにしたんだ。。

    それにしても、果肉のおいしい枇杷にするにはそんなにたくさん実を取らないといけないんだね…。私はなんか気の毒になって、野放しにしてしまいそうだわ。でも、それで謎が解けたかも。Ceresのナーサリーで買った首の短いカレンデュラ、最初はすごく大きな見事なオレンジの花がでーんと一つだけ咲いてたの。それに一目惚れで持ち帰ったら、そのあとは1/3くらいの大きさの花が一度に2、3個は咲いてる。でも、色がめっちゃ薄い。ハズレのオレンジみたいな白っぽいオレンジで、どうしたものか??日が足りないのか?と思ったけど、一つ大きく咲かせるためにほかのつぼみを摘まないといけないのかも…

    • > aromariposaさん
      ジャム食べへん人はとことん食べないよね。日本人に多い気がする。
      台湾でも豪華ジャムビジネスあるのかー。
      そう、種取りだけでも面倒なのにーーーとその手間に嬉しさ倍増でした。

      どうなんだろうねー、花も一輪を大きくするのにはきっと
      他の脇芽とか花とか取ったりとか色々いりそうだよね。

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    人生の半分が豪州暮らしの日本人(1児の母)が綴るメルボルンでの暮らし。 メルボルンのホットな話題、ローカル達の愛する場所や、現地で買える食材を活かして作る料理など、知って得するおいしいファミリーフレンドリーなメルボルンを紹介します。